【スポーツインフォメーション堺 Vol.13】
●すぽーつわんだーらんど
単純なルールとスポーツとしての奥深いおもしろさ。それが綱引き!
-2002がんばれ西日本小学生綱引き選手権 in SAKAI-

綱引きは、学校や地域の運動会などでもよく行われていますが、一本の綱の両端で繰り広げられる、タイミングと駆け引き。決して“力任せ”だけではないテクニックとチームワーク・忍耐力などの要素が重要となる奥深い競技です。

今年は、家原大池体育館に小学校3・4年のジュニアBクラス19チームと小学校5・6年のジュニアCクラス25チームの計44チームが集いました。今治市(愛媛県)、亀山市(三重県)、姫路市、伊丹市(兵庫県)、粉河町(和歌山県)、八尾市など堺市外からは12チームの参加があり、小学生とは思えないパワーとテクニックで熱戦が繰り広げられました。
2つのクラスで優勝した白鳥小学校(姫路市)のチームの子どもたちに、「どれくらい練習しているの?」と聞いたところ、「練習は、土日以外は毎日!」と答えてくれました。やはり、日々、厳しい練習を積み重ねその結果勝ち取った「優勝」だったのです。
他のチームの子どもたちも、「2回勝った。うれしい。」「1回目負けたけれど、次、絶対勝つ。」「メダルをもらえてうれしかった。また、出たい。」など勝敗に一喜一憂しながら感想を話してくれました。
夏休み最後の日曜日、この選手権を通じて子どもたちは、他チームとの交流を深め、仲間作りや全力を出しきるスポーツの充実感・楽しさを味わうことができたと思います。また、保護者など応援の人達も、子どもたちの真剣な引き合いに声援を送っていました。