【スポーツインフォメーション堺 Vol.3】
●ヘルス インフォメーション
見直そう ウォーキングの効用
最近、世間で注目されている「ウォーキング。」今なぜ「歩く」ということが、こんなにも重要視されているのでしょうか。
「ウォーキング」にはこんな効果があると言われています。
①足腰を強くし、全身の筋肉や骨を鍛える。(体の約8割の筋肉を使用)
②血行促進により内蔵機能が向上し、便秘改善にも効果。
③成人病の予防、改善に役立つ。(20分以上の継続歩行で体脂肪が燃焼)
④気分転換やストレス解消にも効果。
このように「ウォーキング」は、自分なりに適度に継続して行えば、健康にとって理想的な運動といえます。皆さんも気候の良いこの秋からでも、是非始められてはいかがですか…。

【ウォーキングチェック】
○普段どれだけ歩いているの?
職業別等でみる1日の歩数(いずれも一般平均値)
・電車通勤の人・・・・・・・・・・・・・・・(6250歩)
・買い物に出た人・・・・・・・・・・・・・(6000歩)
・家から出ない人・・・・・・・・・・・・・(2500歩)
・クラブ練習のある中学生・・・(20000歩)
・よく遊ぶ小学生・・・・・・・・・・・(25000歩)
*目標は、1日1万歩の歩行です。
これは、
・距離にして6~7キロ
・時間にして1時間30分程度
これだけでも約300キロカロリーが消費されます。ケーキ1個で約300kcal

【歩行不足チェック】
□歩く速度が遅く、常に人より遅れてしまいがちである。
□おなかの脂肪が目立ち、腹筋が弱く、起きたり立ち上がったりが負担に感じる。
□長時間立っていたり歩くと腰が痛くなる。
□急いで歩くとひざが痛くなる。
□座っていてもすぐに何かにもたれたり、横になりたがる。
□足にマメやタコができやすく、靴を履いて歩くのが嫌い。
□歩くと地面からのショックを感じ、すぐに嫌になる。
□少し遠くへ行くと疲労が大きく、足の痛みが後まで残る。
□エスカレーターで、どちらの足から乗ろうか一瞬迷う。
□歩道橋や階段を上がると、すぐ胸がどきどきしたり息切れする。
*このチェックで4項目以上に該当する人は、かなり運動不足。さっそくウォーキングから始めてはどうですか。
※参考文献/東京法規出版 刊「ウォーキング・ヘルシー・ツアー」

健康Q&A

Q:最近かなり太り気味なので、一度ダイエットをしようと思っています。
まずは朝食を抜くことから始めようと考えていますが、そのほかにも何かすべきでしょうか。

A:あなたは、「ダイエット」=「体重を減らすこと」だと誤解していませんか?ダイエットとは、単に食事(量)だけを控えて体重を減らすことではありません。必要な筋肉を落とさずに、余分な体脂肪だけを減らすこと、もう少し正確に言いますと、「筋肉に対する体脂肪の比率(体脂肪率)を改善する」ということなのです。
まずは自分の一日の生活における活動量(消費カロリー)から、食事(摂取カロリー)を見直すべきで、そのうえで栄養面も十分考慮した正しい食事と適度な運動の組み合わせこそが、本当のダイエット効果を得る近道であるといえます。
また、朝食は一日の活動源となる貴重なエネルギーです。
朝食を抜くということは、ダイエットのみならず健康面から問題があり、逆に朝食こそしっかりした内容のものにすべきなのです。