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【スポーツインフォメーション堺 Vol.4】 |
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●ヘルス インフォメーション |
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ストレッチングで快適な毎日を
皆さんは「ストレッチング」をご存知ですか?
「Stretching~ストレッチング」とは日本語で「伸展・引き伸ばすこと」という意味で す。現在ではこの言葉そのものが筋肉や腱を伸ばして、柔軟性の向上を図るための運動(ストレッチ体操)として広く普及しています。
ストレッチングには次のような効果があります。
関節の柔軟性を向上させ怪我を予防する。
血行を良くし、筋肉の疲労や筋肉痛の回復を促進させる。
心身がリラックスしストレス解消に役立つ。
今回はご家庭で行える簡単なストレッチングを紹介しますので、今日からお風呂上りにでも、ぜひお試しになってください。
・肩と上背部のストレッチング
伸ばした腕のひじを逆の腕で抱え込むようにして引きつける
・肩・胸のストレッチング
四つん這いで、胸と両肩を床に押しつける
・腕のストレッチング
肘を頭の後ろでL字に曲げ他方の手でその肘をゆっくりと引っ張る
・大腿内側のストレッチング
足の裏を合わせ、上体を前に倒しながら肘で両膝を床に押す
・股関節・臀部のストレッチング
仰向けに寝て曲げた片脚の大腿を両手で抱え胸に引き寄せる
・腰のストレッチング
仰向けに寝て片脚を逆方向に曲げ、反対の手でその膝を押さえる
これだけは守ってほしいこと
○反動やはずみを使わずに、ゆっくりじわじわと
○リラックスしてゆったりと呼吸する
○無理せず痛くない程度に30秒間
○どの部分を伸ばしているか意識して
健康Q&A
Q: 体の余分な脂肪を落とす目的で、最近ウォーキングを始めたのですが、がんばって速いスピードで歩くのと、楽~にゆっくりと歩くのでは、どちらがいいのでしょうか?
A: 脂肪を落とすには、運動のエネルギーとして脂肪を効率良く燃焼させることが必要です。運動には無酸素(アネロビック)運動と有酸素(エアロビック)運動があり、脂肪が燃焼するには酸素を必要とすることから有酸素(エアロビック)運動が良いとされています。しかし、有酸素運動であっても、激しすぎると酸欠(いわゆるハア~ハア~と息があがる)状態となるため、逆に脂肪がエネルギーとして利用されにくくなります。また、翌日以降にかなりの筋肉痛を伴うような激しい運動も、同じく脂肪を燃焼させる運動としては好ましくありません。したがって、ウォーキング、自転車こぎ、ジョギングなどの運動を脂肪を燃焼させるという目的で行うのであれば「あまりしんどくない状態、お隣さんとおしゃべりできるくらい」のペースを保って、20分以上継続するのがよいでしょう。
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