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【スポーツインフォメーション堺 Vol.6】 |
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●ヘルス インフォメーション |
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健康増進には、『有酸素運動』が効果的!
皆さんは「エアロビクス」という言葉をご存じですね。
「エアロビクス」という言葉は、もともと『有酸素運動』を意味する「エアロビック・エクササイズ」という英語が変化した新しい言葉で、今では広く『有酸素運動』を指す場合に用いられています。
『有酸素運動』にはウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどがあり、最近人気の「エアロビック・ダンス」もこのうちのひとつです。
『有酸素運動』は、簡単にいいますと「酸素をたくさん必要とする運動」のことで、反対に酸素をほとんど必要としない運動を『無酸素運動(アネロビクス)』といい、短距離の全力疾走や筋力トレーニング、潜水などがあります。
また、同じ運動であっても年齢、体力などの個人差によって、その運動が『有酸素運動』か『無酸素運動』のいずれになるかは異なってきます。
『無酸素運動』も、もちろんそれなりの運動効果はありますが、健康増進というだけでいえば圧倒的に『有酸素運動』に軍配が上がります。
その効果としては、「心肺機能向上」、「持久力アップ」、「動脈硬化、高血圧・低血圧予防」、「糖尿病予防」、「肥満予防・解消」などがあげられます。
今回は効果的に有酸素運動を行えるよういくつかのポイントをご紹介します。
【運動強度】運動中の一分間の心拍数(脈拍)を目安とし、次のようにして算出します。
◎運動強度=安静時の心拍数プラス(*最大心拍数マイナス安静時の心拍数)×0.5~0.7
(注)*最大心拍数=220マイナス年齢
(例)年齢45才で安静時の心拍数が60拍の人の場合は、117~140拍になります。
自覚症状としては「ちょっとしんどい」程度がいいでしょう。
【実施時間】最低15分から20分とし、30分から1時間程度がよいでしょう。
【実施回数】少なくとも週に2、3回は行うようにしましょう。
【注意事項】体調の悪い時は行わないこと。また、いくら健康のためとはいえオーバーワークは逆効果です。長続きできるよう、楽しく安全に無理なく行いましょう。
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